2023.06.23
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは、ひざの内側に痛みがでてしまう代表的な病気です。
加齢や体重の増加、筋力低下などが原因といわれています。
変形性膝関節症が進行してしまうと歩行にも支障をきたすこともありますので早めの対処が必要です。
1,変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状で初期の場合は、
「立ち上がる時に痛い」、
「歩き始めが痛い」、
「歩くと痛い」、
「階段の昇り降りが痛い」、
「ひざが曲げづらい」、
「座って休んでいると痛みが和らぐ」、
などの特徴があります
座っていたり、休んでいると痛みが和らぐからといって見逃してはいけません。
いずれにしても、「動作を開始する時」に痛みがでるのが特徴です。
2、どんな人がなりやすいの?
変形性膝関節症になりやすい人の特徴は、
・中高年の女性、
・O脚、
・肥満、肥満体型、
・脚の筋力低下、
・姿勢の不良、
・以前にひざや脚のけがをされたことがある方、
これらの方が必ずなる訳ではありませんが、ひざの痛みや違和感が取れない方は早めに対処しましょう。
3、痛みがひどくなったらどうなるの?
皆さんもご存じかと思いますが、ひざの関節には関節軟骨の「半月板」があり、
歩いたり走ったりする時に非常に重要な役割を果たしてくれます。
この半月板は滑らかに関節を動かしたり、足裏からくる衝撃を吸収するクッションの役割をします。
しかし、加齢や体重の増加、筋力低下などによって少しずつ擦り減ってしまうと、
関節の中で炎症が起きてしまい痛みがでてしまいます。
更に半月板が擦り減り、摩擦が起きて関節の動きが悪くなると、関節の動きを良くしようと自然と関節内にお水を増やしてしまうのです。
これが「ひざにお水が溜まった」状態です。
もっと進行すると軟骨はなくなってしまい、骨同士が直接ぶつかると激しい痛みになります。
ここまでになってしまうとひざは腫れてしまい、曲がらなくなり、座ったり立ったり、歩いたりするのも困難になります
ではどうしたらいいのでしょうか?
・体重を増やさない、定期的な運動をする
30歳を過ぎた頃からだんだんと筋力は低下します。
最初はあまり気付かないのですが確実に減っています。
「ちょっと走っただけで息が切れる」、
「階段を使うと疲れるのでエスカレーターやエレベーターを使う」、
「新型コロナの影響で在宅勤務が続き自宅から出ない」、
この様な生活習慣では筋力が減っていることにも気が付きにくく、わざわざ運動するのも億劫になってしまいますね。
でも、食べる量は変わらないとなると少しずつ体重も増えてしまい、いつの間にかメタボになんてことも・・・
ですから日頃から体重を測っておく、続けられる軽い運動をしておくといいでしょう。
・ストレッチ
関節をスムーズに動かすには筋肉を柔軟に保っておくのも大切です。
特に太ももの前側の筋肉、「大腿四頭筋」のストレッチがおススメです。
1,座ったままストレッチをしたいひざを曲げて足首を持ちます。
2、ひざが痛くない範囲でお尻に近づけて太ももの前側の伸びを感じる程度で止めます。
30秒〜1分くらいで反対の脚も同様に行います。
その他、太ももの裏、内側、お尻、ふくらはぎの筋肉など下半身全体のストレッチもおススメです。
・痛みが強い時はまずは安静にすること。
その時、同時に氷をビニール袋に入れて20分〜30分アイシングをしましょう。
スポーツの後や痛みが強い時は「冷やす」こと、
間違って温めてしまった場合、痛みがもっと強くなることがありますので直ぐに温めを止めてアイシングに切り替えて下さい。
でも、安静にして痛みがなくなったからといって完全に治った訳ではありません。
炎症症状が治まっているだけで、またいつ痛みがでるかわかりません。
ひざの痛みの症状や原因は早期にしかも適切に行う必要があります。
進行してしまうと歩くことが困難になることは少なくありません。
だからこそ、早期治療が重要です。
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